速筋と遅筋
小さい負荷で筋力アップ
速筋(そっきん) と 遅筋(ちきん)
遅筋の特徴
鍛えても太くならない
持久力を発揮するために働く筋肉
歩行などの小さな負荷で動き出す
鍛えるには長時間のトレーニングが必要
体内の酸素をエネルギー源とする
速筋の特徴
鍛えると太くなる
瞬発力を発揮するために働く筋肉
とても大きな負荷がかからなければ、動かない
すぐに疲労するので、長時間のトレーニングはできない
体内の糖をエネルギー源とする
加圧トレーニングは速筋、遅筋の両方を鍛える
通常のトレーニングで、遅筋と速筋を同時に鍛えることは不可能です。
が、加圧トレーニングですと、これが可能になります。
まず、トレーニングを始めると、速筋が反応し始めます。
これは、軽い負荷にも関わらず、血流制限で乳酸が溜まり、脳は、かなり重い負荷のトレーニングを行っていると、錯覚して、速筋を活性化させるのです。
しかし、実際の負荷は軽いわけですから、トレーニングは繰り返し行うことが可能です。
脳は、このありえない状況(重たい負荷で、長時間やっている) を速筋だけでは大変なことになると判断し遅筋も動員させるような指令を出すこととなるわけです。
このことによって、通常のトレーニングではあり得ない、2つの筋肉を同時に鍛えることが可能となるわけです。
短時間で大きな効果
加圧トレーニングですと、早い段階で、筋肉全体が疲労してきます。
疲労と同時に、たくさんの筋肉疲労物質である、乳酸が蓄積します。
それを察知した脳が、成長ホルモンを分泌します。
加圧なしでは、こうも早く、行かないのが現状です。
疲労物質の乳酸を出す為に、長時間、又は、高負荷の運動が必要な上に、
溜まったとしても、血流を制限していないので、血液と一緒に体を循環していってしまうのです。
ちなみに、
乳酸はトレーニング終了直後、
成長ホルモンは、トレーニング終了15分後
に分泌量がピークとなります。
乳酸は、加圧した場合、加圧しない場合の約2倍
成長ホルモンに至っては、安静時の約290倍
分泌されることが分かっています!!
すごいです・・・。
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